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繰り返す痛み

  • 執筆者の写真: もりまり
    もりまり
  • 2023年6月12日
  • 読了時間: 2分

働き始めて2年目の末っ子長男が

初めての出張に行って1週間



心配もするし寂しさもあるけど、なにより私を苦しめたのは

忘れていた心の痛みでした




元旦那との生活は

痛みや苦しみ、寂しさや不安の連続とそれに耐える日々でした


それはほぼ夜にやってきます


女性にだらしなく お酒にもだらしなく

どこで誰と何をしたのかも分からなくなるほどで

迎えに来てと連絡があっても

自分がどこにいるのかさえも分からない



でも出張中の息子を同じようなことで心配したわけではありません



息子が家にいないことや、たまにくれるラインなどに一喜一憂する状況が

当時を思い出させ、忘れていた心の痛みを思い出させたのです



今の主人と再婚し、幸せを感じる日々に

自分はすっかり癒されたと思っていたのに…と

ガッカリした気持ちもありました


ある日の夜には涙が止まらずこっそり泣きました




でもね、涙ってすごいよね~!!


私はつらいんだって自覚させてくれるし、何かを洗い流した気分にもさせてくれる


だから主人にも

私はこんな状態になってしまい 今、辛いです! と宣言までできた



そして、涙もすごいけど、話すこともすごいよね~!!


話すことで主人に優しく癒してほしいわけじゃない

涙を流して自覚した痛みを話したことで


「私、自覚しました!」


って認めてその感情に白旗をあげた気分

完全降伏ってやつです



抗おうとか、無視しようとか

そんなこと感じるほどヤワじゃないわなんて思わなくなる



結局今は

この痛みをどう乗り越えることよりも

今も昔も感じていたと認めて受け入れたことが

一番重要なんだと思います



それだけで過去の痛みや苦しみや、辛かった時間を過ごした私は

本当の意味で癒されていくのでしょう



だから私は

今の状態に満足しています





【ちょっと解説】

当時だって 辛い 不安 怒りとかの感情を目いっぱい感じていましたし、

感じていると理解していました



でも私的解釈では



理解は頭でするもの

認めることは心でするもの



であり、今回の出来事はまさに


頭で考えたり記憶にあったものを

心に染み渡らせて自覚し、認め

過去と今の自分を同時に癒し、本当の意味での

癒しと終わった出来事として乗り越えることができたように思います



終わった出来事とする方法は

なにも必死に乗り越えたり、立ち向かったり、封印したり、ぶち破るだけではありません


認めて白旗を揚げることも道の一つです



もうぜんぜんダメ! ムリムリ!!

白旗をバサ~っと潔く上げて


さあ、これからどうする?


でもいいんじゃないかな!

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