娘の覚悟
- もりまり
- 4月15日
- 読了時間: 3分
前回のお話で引っ越しをしたのは次女
今回のお話は長女について
我が子たちは
長女 次女 末っ子長男 の順なので
当たり前だけど長女は元旦那と
兄弟姉妹のなかで一番長く生活をし
元旦那の記憶が一番強く残っている
長女は次女の引っ越しが近づいてきた頃から
妹がどんな暮らしをするのか興味があるから
アパートに遊びに行きたいと言っていた
長女はこんな言い方をしていたが
私は分かっていた
長女は超えようとしているんだな
血の繋がりがあるけれど
憎くてたまらない父親と
自分の中にあるその記憶に挑もうとしている と
妹は引っ越したから家におらず
さらに末っ子長男は出張中のある日
主人と三人で食事をしていた時
長女は心の内をぶちまけるように話し出した
妹が他にも内定をいただいた会社があったのに
本社が元旦那の出身地で
元旦那に連れられて嫌々行かされていた
元旦那側の祖父母が住む地にあり
短期とはいえその地に住まなければならない会社に
就職を決めたのが許せないし
その気持ちが分からない
でもこんな機会はないから私は行く!
と
まず長女のぶつかって超えてやるという
強い決意表明のように
この話をしてくれたことが嬉しかった
分かっていたけれど
話してくれたことが嬉しかった
私は
次女の就職先の決断に
今はそう感じるかもしれないけれど
妹は立ち向かうきっかけをママやあなたに持ってきた
メッセンジャーだと伝え
そのメッセージを逃さず掴み
果敢に挑もうとすることが
どれだけ勇気が必要で
どれだけ素晴らしいかを伝えた
人はいつまでも悲しみや憎しみや怒りなどを
抱えては生きていけない
だからしかるべきタイミングで
乗り越えたりぶつかる機会がやってくる
もしかしたら今回の機会は
長女が望んでいた形ではないかもしれない
そしてたぶん父親だけでなく
この就職先を決めた次女に対しての気持ちにも
向き合うことになるだろう
とにかく全てに立ち向かおうとする次女を
私は静かに見守りたい
【ちょこっと解説】
なんでも掴んで挑む必要も
むりやり機会を作る必要も
ない
その時がきたら今回のように
機会が向こうからやってくるし
しかも掴みやすいようにやってくるから
その時とは準備ができた時
心が整った時かな
これって、大縄跳びに似ているかも
縄に入るタイミングを ハイ って教えてもらっても
自分のタイミングで入りたいし
縄のリズムと自分が一つになっていないと入れない
他人から見ると
なんで入らないのぉ~
ってなっても
入るのは私なんだから私のタイミングで行くの
みたいな
でも人生の大繩は競技の大繩よりゆっくりとやってくるから
焦らずタイミングを待てば大丈夫
焦らずゆっくりと待ちましょう
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