病は心から
- もりまり
- 3月15日
- 読了時間: 3分
年明けから体調を崩しがちで
今はたまに
喉がイガイガして咳ができる
主人は病院を勧めてくれたが
なんとなく感覚的に
これはそういった類ではないと感じていたので
曖昧に返事をしていた
それには理由があったのです
主人は温かい人で
全てを包み込むおっきなブランケットのような人だが
目先だけをどうにかするための
上辺だけの温かさや優しさは注がず
先を見据えた言動をするため
強さや厳しさが際立つことがある人だ
それは
厳しくて話しかけにくく
近寄りがたく怖い存在だった父を
思い出させ辛くなることもあった
特に
何かと不安材料がある末っ子長男に対する姿勢は
たとえ必要な厳しさだとしても
父が私に向けたものと同じに感じて
心の中の幼い私は
悲鳴を上げていた
コレが喉の不調の原因!!
と思っていたところに
ある方からいただいた言葉と
ある本から導かれたキーワードに触れた
それは 赦し
はて…??
誰を 何を 赦すのか…
主人? 父? 息子?
それらも赦す項目の上位ではあるが
トップ 最上位 は
思ってもいないものだった
実は4月から社会人になる次女が
勤務先本社での研修で
2か月間
一人暮らしをすることになっている
その地というのが
元旦那の出身地で
かつ、結婚当初私も住んでいた地なのである
あのお店はまだあるかな
こんな特徴のある街だよ
生活に必要なものを揃えよう
と楽しく準備しているつもりだった
元旦那の話は
主人を含めた家族間でタブーではなく
怒り 文句 笑い飛ばす など
時折、話題に出るほどだ
だがしかし
その地には離婚してから一度も行っていない
イヤな思い出も辛い記憶も
山盛りにある地
そこに娘が行く
引っ越し時には私も主人と一緒に行く
意識して感じていた以上に
無意識にこれらのことに対して
圧 を感じていたのだ
このことに気づいた私は
急に溢れた涙を止めることが出来ず
主人に抱きついて泣いた
驚いた飼い猫たちと困り顔の主人がいなければ
もっと泣いていただろうけど
とにかく泣いた
娘や主人がその地に行くのはいい
私が行くのももちろんいい
とうの昔に
元旦那もその地も当時の出来事も過去のものだから
でも…
その地に行く娘をきっと
他の地に行くのとは違う気持ちで送り出すことになるだろう
自分を
昔の記憶を思い出してしまう
自分を
その地に行ったら何を思うのかと
頭によぎる
自分を
娘と主人と一緒に
元旦那の出身地で
元旦那と住んでいたことのある地に行くことに
居心地の悪さを感じる
自分を
なんなら
娘が新生活を始める地である
と、その地への想いを
娘を使って塗り替えようとしする
自分を
赦せなかったのかもしれない
そして
先に 圧 と書いたのは
これらを感じていることに
無意識に蓋をしていたが
これらは
目をそらさずに受け入れてよ!
と熱烈アピールしてきていた
その熱量なのだろう
とにかく
気づき、泣き、そして…
なんということでしょ~う!
その日を境に
喉のイガイガとか詰まりのようなものに
改善の兆しが見えてきたのです
もちろんまだ完璧には治りませんが
症状が軽くなってきたのです
よくよく思い返すと
喉の不調は昨年から始まっていた
しっかりと確認はしていないが
おそらく
娘が内定をいただき
本社研修が決まったころだろう
それからずっと私は
いつかくる本社研修の日を
楽しみと恐怖のような不安感の間で揺れていて
いよいよその日が迫ってきたら
身体の不調を使て
SOSを知らせてきた
と思っている
もう大丈夫
心と体は繋がっている
心が元気なら
身体も元気でいられる
身体の不調は
心のSOS
と頭の片隅に留めて
心と身体と対話をしながら
娘を
新たな出発の地に送り出すまでの日々を
過ごしていきたい
決して
全ての方、全ての症状に当てはまるわけではないので
必要に応じて
病院へ行く、お薬を飲むなどの対策をしてくださいね!
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